早速ですが生きとし生ける社畜の皆さん、限りある生を謳歌してますか??
毎日同じことの繰り返しの中で一体なんのために働いているのか分からなくなっていませんか?
今回は、そんな疑問を抱いてしまった社畜の私が転職するまでの経緯と、カフェ店員になってどれだけ環境が変わったのかを紹介していきたいと思います。
転職を決めた理由
私はもともと、ある地方の小さな町工場で電気工事士として働いていました。
この業界には職人気質な人間が多く、事務員でもないかぎり女性はほぼいません。年齢層も30代後半~と高めです。
電気工事士とは主に建設業の中で送電線、配電盤、電灯、電力機器などの設備の工事を行う人のこと。
そんな環境に社会の右も左も分からない新入社員として飛び込んだ私はまず、無口で頑固な先輩方の態度に戸惑いました。
疑問を投げかけても「自分で考えろ」は当たり前で、専門学校にいっていたわけでもない私が知るはずもない専門用語をペラペラと話しだし、分からないと答えると「そんなことも分からないなら帰れ」が基本でした。まあ当然自分にも落ち度はあるので耳にタコをつくりながらも必死に耐えていました。
現場には一人でハイエースを運転して向かうことがよくあり、初めていく土地や現場・人々にたいしての緊張でストレスが絶えませんでした。とくに自分に知識や技術があるわけでもないので、完全に場違いなような気がして仕方がなかったです。
息抜きと言えば、お昼休憩の時間ですね。コンビニに車を停めて、自分で作った簡素な弁当をかきこむことが唯一の幸せでしたね。
この時期は同世代の仕事仲間もおらず、休憩中やプライベートは孤独で仕方がなかったので、instagramなどのSNSを頻繁に覗いては学生時代の女友達や後輩の投稿にひたすらコメントしたり、自分とは世界の違う、華やかなストリートファッションの投稿や読者モデル・おしゃれなカフェのアカウントに憧れを抱きながらいいね!を連ねていました。
振り返ると寂しい生活ですね。。
そして孤独が絶頂に達しては夜にあてもなく、車を走らせることもありました。
正直な話、もうこの世から消えてしまいたいとまで思っていましたね。
自分は一体なんのために働いているのか・・・
こんな生活がしたかったんじゃないだろ・・・
なんで妥協してこんな会社に入ってしまったんだ・・・
そしてあるとき気付きました。
「生きる」ってこうじゃないと
こんなことを続けてただ寿命をすり減らしていくだけの人生に一体どれほどの価値があるのか。
ここで死ぬも、やりたいことをやって死ぬのも同じじゃないか?いやむしろ後者のほうが圧倒的に価値がある。
なぜなら自分が本当にやりたいと思って選択する道だからだ。
その答えに辿り着いた私はすぐに会社に退職願いを提出することになります。
いざ、夢のカフェ店員へ!!
そもそも何故カフェ店員なのか?
それは過去を振り返ったときに一番「やりたかったこと」だったからです。
今考えてみるとカフェ店員を仕事にしてはいけない理由なんてないですし、憧れていたのならなればいいのだと気付きました。
もう自分の中で正社員と非正規雇用に垣根はなく、やりたいことはやれると気付いたんです!
反対を押し切りながらも上京して始めたカフェ店員は見事に正解でした。
はっきりいってこんな楽しい仕事他にはないと思ってます。
まず、スタッフがおしゃれで可愛い女性が多いこと!
これは単純に働くモチベーションに繋がりますし、毎日可愛い女の子と話せるというのは空虚な生活を送ってきた社畜には効果絶大です。大学生活に戻ったような感覚で彼女がいなくともとくに支障がないぐらいに楽しいです。
次に接客業なので毎日接する人が違うこと!
飽き性の私にはこれも大きなポイントで、代わる代わる色んな人と関われるというのは刺激的ですし、二つとして同じ接客はしないのでいつでも新鮮な気持ちでいられる。
とくにこだわりのパンケーキをお持ちする際にお客様が「可愛い~!」「美味しそう!!」などの高リアクションをとっていただけると、なんだかこちらまで嬉しくなりますし、言葉や表情一つで色んなコミュニケーションをとれるところにものすごくやりがいを感じます。
(単純に接客業が向いていただけなのかもしれませんが!)
具体的にはこんな経験ができます↓↓
・毎日色んな人の誕生日をお祝いできる
・ラテアートに挑戦できる
・新商品をいち早く食べれる
・ものすごくファンだった芸能人がふらっと訪れる
・たまにドラマの撮影が入ってなぜかエキストラに抜擢される
・特殊な職業(モデル・DJ・ダンサー・etc)をしている人達と仕事ができる
・特殊な人たちが多いので変わったイベントに招待される
・様々な価値観を持つ人たちと話せる
などなど、書き出したらキリがないほどの面白い経験や人と巡り合うことができました。
ただなんとなくお金のために働いて、不満だらけの環境に身をおいていたって絶対に出来なかった経験です。上司の悪口や仕事への不平不満をだらだらと並べて貴重な人生を浪費しているようなら、自分が本当にやりたい・やってみたいと思えるような仕事に打ち込んで、今という時間を楽しんだほうがよっぽど有意義ではありませんか?
なんのために働くのか?
考えていただきたい、貴方は何のために働くのか。
その問いに大体の人は、「生きるためのお金を稼ぐため」と答えるでしょう。
では一体私たちはなんのために生きているのだろうか・・・?
私たちは他の動物とは違い、高度な知能を与えられた生命体なんです。なぜ馬鹿正直にただ生きる必要があるのでしょうか。
もちろん生きるだけでも大変なことです。
しかし、生きていくのに地位やプライドなど必要ですか?そんなもののために余生を仕事に捧げたいですか?
私は嫌です。
もしも今、あなたが自分の置かれた状況に不満や違和感を感じるなら今すぐ環境を変えるべきです。
あなたにとって価値のある人生とは何なのか見つめなおし、心から楽しいと思える仕事を見つけていきましょう!
理想の環境を見つけるために!
まずは仕事を探す手段はいくらでもあるのだと知ることが大切です。
これは世間的にダメだろうとか、収入が低いだとか、自分には無縁の場所だからとか、そんなことで可能性の幅を狭めずに様々な手法を試してみることをお勧めします!
別に海外で仕事を探したっていいんです。
要は決めつけないことが理想の環境を見つける近道だということです!
雇用形態に縛りはありません。アルバイトでも派遣でも正社員でも、まず自分が気持ちよく働ける環境を探してみることから始めていただきたい。
皆様が私のように素敵な仕事に出会えるよう応援しております!
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